スタンリーのお弁当箱

レビュー評価
★★★☆☆

文章の上手なスタンリーは、いつもお弁当箱を持っていません。
友達のお弁当を分けて貰っているのには理由があるのですが、生徒のお弁当をつまみ食いする習慣の先生は自分の取り分が減るので、
そんなスタンリーを何かと目の敵にします。

スタンリーはお父さんとお母さんがデリーに行ってしまって、お弁当を作って貰えないっというのを知ったクラスメイトは、
先生から隠れてランチをするようになります。
それを見つけた先生はスタンリーに、弁当ないなら学校に来るなっと言います。

日本だったら、スタンリーを支えるんじゃなくて、クラスメイトもスタンリーをイジメるんじゃないかと思いましたが、
インドは優しいなと思いました。
映画だからかもですが!

でも、インドって貧困なイメージあるものの、食料自給率は高くて、食べ物は炊き出しとかでも配るくらい寛容なんですよね。

ちなみに、実際にはスタンリーの両親は事故で無くなってしまっており、オジサンの家で引き取られつつも、レストランで働かされております。
レストランのスタッフが、スタンリーのために豪華なお弁当作ってあげるようになったりも、心温まるとこでした。

ストーリーや展開は、そんなに面白くないんですが、この映画っていうのが、学校で映画製作のワークショップで作られたモノだそうです。
そういうワークショップで作る映画ってのは面白いなと思いました!

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