トラペジウム
映画|movie
2025年6月14日

- レビュー評価
- ★★★☆☆
乃木坂46の1期生の高山一実原作の小説の映画化でした。
出身地である千葉周辺の場所が出て来たりファンの聖地巡礼もしやすそうです。
映画の感想は原作を読んでいないので分からないですが、前半の40分くらいが大分駆け足で、場面や状況もトントン変わっていき、仲良くなるまでの過程や状況が一歩づつ進んで行く感じが分からないというレベルまでではないモノのちょっと薄いなーと感じました。
ただこの映画のストーリーの肝は多分中盤のすれ違いなので、あえて流れに流されてここまで来てしまったという演出のためなのかなーっとしたらアリなのかも?
トラペジウムという単語も、
「不等辺四辺形。どの二つの辺も平行でない四角形」
ということなので意識の共有などしないままに主人公の思惑&敷いたレールに沿ってアイドルとなっていったのがよく出来ていました。
主人公の完璧主義なアイドルを目指してる感じが、正義感の強い高山一実っぽいのも良かったです。
とはいえ人に勧めて見て貰うレベルかというとどっちつかずなので、★3つな評価でした!