ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
映画|movie
2025年4月19日

- レビュー評価
- ★★★☆☆
メルヘン映画じゃなくて、形容しがたい悩みや葛藤を抱えた感じを言語化していく感じの映画だった。
「優しさとは」「弱さとは」「コミュニケーション」
なんかがテーマの感じだったと思う。
言葉や言い回しがポイントなので小説の方が刺さるのかも?
・世の中は安心できる場所の方が少ない
・傷つきたくて傷ついてるだけなんじゃないか
・嫌な奴は、もっと嫌な奴であってくれ
などなど。
難解というわではないものの、理解できない人には理解できない感情の映画だと思う。
ぬるま湯に浸かりながらも「人」と向き合う話し合う成長も見れ、白城という人物がいるおかげでそれだけではない一歩俯瞰した見方も出来ている点が良かった。
個人的にはまとめると倉橋ヨエコの「夜な夜な夜な」みたいだなって感じでした。
・夜は自己嫌悪で忙しい
・傷つけるより傷つく方がいい弱虫かな?
などなど